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延原 浩のぶはら ひろし

部長

専門

歯科・口腔外科
口腔ケア・顎関節症・補綴

資格・その他

日本補綴歯科学会指導医・専門医
日本顎咬合学会指導医
(かみあわせ指導医)

顎関節症のスプリント療法について

顎関節症のスプリント療法として,一般的にはスタビライゼーション型スプリントが良く使用されていますが,当科ではミニスプリント,前歯部型スプリント,スタビライゼーション型スプリント,ソフトスプリント,下顎型スプリントなど,形態や材質の異なる数種類のスプリントを症例に応じて使い分けています。

各種スプリントを使い分ける基準として,①疼痛の有無と左右差,②クリック音の有無,③閉口時クリックが生じる顎位,④日中のパラファンクションがあるか否か,⑤パラファンクションはグラインディング型かクレンチング型か,⑥パラファンクションの程度,⑦職業上の特殊性(接客業,語学教師,力仕事,スポーツ選手,調理師)などがあり,これらを総合的に判断してスプリントを決定し,治療効果を高めています。

なお,紹介元としては,歯科の次に耳鼻科が多く,顎関節症の疑いで耳鼻科から紹介された耳痛の約9割,耳鳴や耳閉感等の約7割がスプリント療法により改善を認めています。