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小川 貴彦おがわ たかひこ

主任部長(兼)腎臓総合医療センター長

資格・その他

日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会指導医・専門医・学術評議員
日本透析医学会指導医
臨床研修指導医

慢性腎臓病(CHRONIC KIDNEY DISEASE)について

2009年時点で国内の透析患者は28万人を数え,CKDへの早期治療介入が望まれています。2009年度の腎臓内科初診患者(75歳未満の)のうちCKD stage1~3は約50%,年間30例の腎生検により診断を確定しています。腎生検は1週間のクリティカルパス入院として局所麻酔・エコーガイド下に約1時間で終了します。これまで輸血・塞栓術を必要とするほどの重篤な合併症は経験していません。糸球体腎炎のなかで最も頻度の高いIgA腎症に対しては,発症から早期の症例には扁桃腺摘出術+ステロイドパルス療法により尿所見の消失や蛋白尿の減少など一定の効果を挙げています。CKD stage4,5の末期腎不全に待機的な内シャント設置術を実施し,入院期間の短縮と生命予後の改善を得ています。