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時信 弘ときのぶ ひろし

主任部長

専門

脳神経内科
神経変性疾患・免疫性神経疾患

資格・その他

日本神経学会専門医
日本内科学会認定内科医
日本認知症学会専門医
広島大学医学部臨床教授

認知症の診断・治療について

高齢化社会を迎え,認知症の患者さんが増えてきており,65歳~69歳では1.5%に認知症があり,5歳刻みごとにその出現率は2倍ずつ増加し,70歳~74歳では3.6%,75歳~79歳では7.1%,80歳~84歳では14.6%,85歳以上では実に27.3%が認知症を有しています。その多くがアルツハイマー型認知症で,現時点では進行を抑制する治療薬しかありませんが,早期診断をすることにより,家族の心構えができることや,投薬により一時的ではあっても明らかに症状が改善する症例も多数経験します。

現在,認知症があるのか否か,正常加齢の範囲内なのかどうかの判断,治療可能な認知症もあるため,認知症の中での鑑別診断も必要です。また,精神症状が強い場合は,精神科医と連携しての治療が必要となってきます。